接客業辞めて良かった話

「接客業辞めたいな」と悩んでいる方へ。
接客業を無理して続ける必要はありません。
私はこれまでバイトなどを含めて8年以上接客業に携わってきました。
接客業をしていると、
「嫌なお客さんの対応するの嫌だな」
「接客業の経験って接客業でしか役に立たないから将来が不安」
「自分悪くないのに何でペコペコしないといけないの」
などと、悩みや不安を抱えていました。

私は接客業を辞めて良かったし、接客業のスキルは別の職業でも生かせることがあります。
自分の経験から、辞めて良かった理由と、接客業で得たスキルについて紹介します。

目次

接客業を辞めて良かった理由

・接客のストレスから解放される
・接客以外のスキルを身に着けるチャンス
・セールスのスキル・接客スキルはどの仕事でも役には立つ
・そもそも接客が向いていない

接客業にお店等種類によって細かい違いはあると思います。
ちなみに私は、直近は携帯ショップ店員として働いていました。
良ければプロフィールをご覧ください。

みさプリ

接客業はストレスが多い

接客業を経験している方なら誰しも、嫌なことを経験したことがあると思います。
もちろん、感謝されたり、人の優しい心に触れたときは、暖かい気持ちになります。
しかし、嫌なことの方が強く頭の中に残ってしまうので、ストレスが溜まります。


私が体験した、お客さんに対するストレス因子たちです

嫌味を言われる
理不尽なことを言われる
横暴な態度を取ってくる
下手にしか出れない
クレーム対応
ずけずけとプライベートを聞いてくる
などなど・・・・

接客業経験のみなさまには共感していただける部分があるでしょう。
これらのストレスは、慣れれば当たり前になっていき、耐性がかなりつきます。
小さな問題はあまり気にしないようにしてきましたが、たまにあるトラブルが忘れられないほどショックだったり、メンタルブレイクしそうになります。

今でも忘れられないエピソード

携帯ショップ店員として働いていましたが、携帯ショップにはさまざまなお客様が来ます。
若者からお年寄り、料金を滞納している人からお金に余裕のある人、ファミリー層や法人などです。
飲食店などはある程度客層が決まっている中、こんなに客層が広い接客をする職業はあまりないと思います。
ですから、本当にいろんな人がいました。
それは面白いところでもありましたが、客層が広いが故に、接客の質はある程度まで磨いてもそれ以上上を目指すことができなくなりました。
そんな中でも強烈に印象に残っているものの中からエピソードを話します。
正直この出来事は辞めたい気持ちに拍車をかけました。

その日、私はとあるお客様の担当を任されました。
結論を言うと、私は100%何も悪くないのにとばっちりで理不尽なことを言われたりしたことがありました。
その日出勤していなければ、私が担当にならなければ、こんな目にはあいませんでした。
そこで言われたのが、
「二度も同じ話をさせるな」
「態度が悪い」
「訴えてやる」
など、とにかくいろいろ言われました。
わたしは、普段の接客の評判はかなり良いと言われていたのもあり、自分の接客を否定されたのは初めてだったので心にぐさぐさときました。
さらに警察や弁護士に相談するからと名前も書かされました。
実際は、脅しで言ってただけだと思いますが、何も悪いことしていないという自覚があったので、「なぜ私がこんな目に」という気持ちでかなり恐怖でした。
この件に関しては、上司が私に最初の対応を任せたのですが、初めから内容が分かっていたし、私が対応したところで結局判断するのは上司なので上司が最初から対応すべきでした。

そんなこんなで、めったにないことではありますが、理不尽な対応をさせる上司も、接客自体もすごく嫌になりました。
あまり詳しく書けないので、だいぶ省略してます。読みにくくて申し訳ありません。

接客以外のスキルを身に着ける

私は接客業で得たスキルでは物足りませんでした。
コミュニケーションスキルやセールススキルなどです。
例えば、プログラミングなんかができれば、今後ももっと需要が増えると思います。
一方で接客のスキルはどうでしょう。
多種多様な働き方が増えている今、同じ職業をずっと続けていける保証はありません。
実際、接客しなくてもいいように、AIに変わったりオンラインで解決したりします。
もちろん、接客を極めることで個人の価値は高まります。
私は、それよりも、いろんなスキルを身に着けて、
「コミュニケーション×プログラミング」「コミュニケーション×デザイナー」
のようにスキルを掛け合わせることによって、その人に付加価値ができる方がいいなと思います。

接客業で身につく接客スキルはもし転職したいとなっても、接客のお仕事でしか有利になりません。
そこでまた接客業に転職したら、プラスのスキルは生まれにくいと思います。
接客業を辞めたい人は、仕事をしながら資格を取ったり、独学で勉強したり、別の部署に異動することで、転職の際に少しは選択肢が広がると思います。
また、接客業を辞めたい方は、辞めてから未経験でも接客業以外にチャレンジした方が、今後の人生の選択肢の幅が広がるのではないでしょうか。

セールスのスキル・接客のスキルは役に立つ

接客業に嫌気がして、接客以外の仕事がしたいと思っているあなたに伝えたいことがあります。
それは、接客業で得たスキルは、どの会社に転職しても腐らないということです。

接客業やっている人は、コミュニケーションスキルがあったり、さりげなく気遣いができる人が多いです。
それは普段の接客で身についているんだと思います。
私も接客業を通じて、苦手だったコミュニケーションがうまく取れるようになったり、お客様に満足していただける質の高い接客ができるようになりました。
このコミュニケーションのスキルは、チームでの仕事を円滑に進めるために重要であったりとか、取引先の会社とのやり取りにも生かせます。

ですので、接客業だと転職も接客業が有利ではありますが、他にも生かせる場はあるので、接客業がやりたくなくなったらすぐにでも転職をおススメしたいです。
正直なところ、ある程度までいくと接客の仕事では、これ以上スキルを伸ばす余地がないと感じました。
接客業をこのまま続けても、パソコンのスキルなど接客以外で役立つスキルを身に着けることはできません。

接客業辞めたいと感じたなら、事務とかパソコンとか接客しなくて済む仕事へチャレンジしてみてもいいと思います。

接客が向いていない

わたしは、そもそも接客が向いていないと感じたので、辞めて良かったです。

向いてないと思った理由としては
・お客様に喜んでもらっても、やりがいを感じない
・長時間の対応になるとキツイ
・ほかの仕事の方が楽しいと感じる
などです。

接客をしていると嫌なこともありますが、いい人に出会えたり、感謝してもらえると悪い気はしないので、接客しててよかったとなります。それで向いていないことに気付きにくかったです。
私は、接客業以外にも、店のPOPをパソコンや手書きで作ったり、データ入力やプレゼン資料の作成なども業務にありました。圧倒的に接客業よりも裁量は少ないですが、パソコンで作業しているときは、時間があっという間に過ぎていく感じがしました。それに、楽しいのです。
接客業しているときには、時計を見たり、常に気を張っていたので、接客業よりも夢中になれました。

そこで私は、接客よりも夢中で仕事ができるものがあることに気が付いて辞めることにしました。

向いていないのに、よく続いたなと思います。
接客よりも向いていること、得意なことがあれば、それを伸ばした方がいいですよね。

接客業は経験してよかった

わたしは、接客業を辞めて良かったと思っています。
逆に、接客業を経験してよかったとも思っています。
かなり、周りに気を使えるようになりました。
苦手だったコミュニケーションも今では普通に取れます。
接客業で身に着けたスキルをほかの分野でも生かせるよう、精進します!


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次