【2022年おすすめ】自己分析のやり方

自己分析というと就職活動や転職活動などで重要です。
自分を客観的に分析してみると面白いものです。

自己分析を「どうやったらいいの?」「何をすればいいの?」と思っている方が多いと思います。
また、「やりたいことが見つからない」と焦ってしまって、うまく自己分析できていなかった、なんてこともあります。

今回は自己分析の目的や重要性、メリット、自己分析の具体的な方法を解説していきます。
具体的な方法については私が実際やったものです。
自己分析する前にチェックしましょう!

目次

自己分析を行う目的

自己分析を行う目的は大きく分けて2つあると思います。

1.仕事の軸を明確にする
仕事の軸とは、仕事を選ぶ上で自分が大事にしたいことです。
「なんのために働くのか」「やりたいことは何か」答えられる人はしっかり自己分析ができていると思います。
方向性や譲れないものが明確であれば、たくさんある仕事から取捨選択するときに役立ちます。
ここがあやふやなまま、仕事を探してしまうと、なんとなくで就職してなんとなくな人生を送ることになってしまうかもしれません。
また、自己分析ができていなかったために会社が自分に合ってなくて、あとで後悔する人もいます。
人生後悔しないためにも、自分のことを自分が一番理解してあげましょう。

2.自分のことを説明できるようにするため
就職や転職の際に、面接官に自分のことをわかりやすく伝えるというのは大事なことです。
わかりやすく伝えるには、自分のことを理解している必要があります。
しっかりと、根拠を順序だてて説明できるようにしましょう。

【自己分析を行うタイミング】
自己分析は必ずできるだけ早い段階で始めましょう
すべての活動の起点となります

自己分析するメリット

自己分析することでのメリットです

  • たくさんある仕事の選択肢を絞ることができる
  • 迷いがなくなる
  • 向いている/向いていない仕事がわかる
  • 自分に合う会社を選び、自分の能力が発揮できる

特に新卒で就職活動をしている人は、仕事の選択肢の多さにどうしたらいいかと迷ってしまう人が多いのです。
新卒採用している会社は2022年で、約4000社あるという結果がでています。
(※リクルートワークス研究所|ワークス採用見通し調査 新卒2022年卒

選択肢が多いと、それだけ自分に合う会社を探すのは難しくなります。
コロンビア大学の実験で分かった「ジャムの法則」を知っていますか?
スーパーの試食でジャムを24種類用意したら、試食して買った人は3%しかいませんでした。
そのジャムを6種類に減らしたところ、試食して買った人が30%に増えたのです。
選択肢が多いと、人は「選択しない」という選択をします。

つまり、多すぎる選択肢は、仕事を探す際の難易度を上げていると言えます。
選択しないことで、だらだら仕事探しが長くなったり、ついつい、妥協したくなります。
ここでしっかりと、やりたいことの方向性を見つけて、選択肢を絞っていきましょう。

自己分析のやり方

それでは私が実際活用した、自己分析のやり方を紹介します。

STEP
5つの質問に答える

Q1 尊敬する人、好きなキャラクターは誰?その理由は?
Q2 幼い頃や思春期にあった今の自分に一番大きな影響を与えている出来事or体験は何?
   それは自分の価値観にどう影響を与えたのか?
Q3 社会には何が足りないと思うか?
Q4 自分が人生で大事にしていることは?
Q5 自分の子供を育てたり、他人に助言するとき、一番伝えたいのはどんな行動?
  また、一番伝えたくないのはどんな行動?

STEP
価値観をキーワードにしてまとめる

質問に答えると、いくつかのキーワードが見えてきます。
あなたの価値観をキーワードとしてリストアップしていきましょう。
そして、似たワードをグループでまとめます。

STEP
価値観にランキングを付ける

浮かび上がった価値観をランキングにしてみましょう。
一番大事にしたい価値観順に並べてください。

STEP
仕事の目的を考える

先ほどのリストアップした価値観の中から、仕事の目的を考えましょう。
仕事の目的を定めるためには、今までの経験で人に価値を提供したことをいくつか振り返りましょう。
10個ぐらい書き出したら、そのなかで一番多く出てきていたキーワード(価値観)を仕事の目的にするとわかりやすいです。

例)仕事の目的:快適に過ごすため

好きなこと・得意なことを考える

仕事の目的(価値観)を考えることはできましたか?
あとは、「何の仕事をしたいか」「どうやって仕事をしたいか」を導き出すだけです。
「何の仕事をしたいか」=好きなこと
「どうやって仕事をしたいか」=得意なこと

STEP
好きなことを考えるための質問に答える

Q1 お金を払ってでも勉強したいことは何?
Q2 これに出会えてよかったと思えるジャンル・ものは?
Q3 世の中に対する怒りを感じたものは?
Q4 何をしているときに幸せを感じる?
Q5 新しくやってみたいこと

STEP
好きなことをまとめる

質問からキーワードを見つけ出し、まとめる

STEP
得意なことを見つける質問に答える

Q1 自分の好きなところ
Q2 人生で自然とできたこと
Q3 小さい頃から得意だったこと、エピソード
Q4 夢中になれる作業は?
Q5 やっていて心地いいことは?

STEP
得意なことを書き出して評価をする

◎充実感があり、成果につながる
〇充実感がある
△確信がない
この方法で得意なことをまとめる

STEP
好きなことと得意なことを合わせる

例)ゲームが好き+絵を描くのが得意→ゲームのキャラクターデザインをする

それがあなたの興味があって、自分の能力を生かせる分野です。

価値観を基準に企業選び(仕事探し)

自己分析って1日で終わらないと思います。
本気でやったら何日もかかると思います。
細かく自分のことを掘り下げることができれば、納得のいく自己分析ができると思います。

あなたの大事にしたい価値観は見えてきましたか。
仕事の興味のあるジャンルと、自分の能力を生かせる仕事は絞れましたか。
あとは、企業を選ぶときに自分の大事にしたい価値観を基準にしていくだけです。
例えば、「安定」を大事にしたいなら、大きめの福利厚生などもしっかりしたような企業を選ぶべきです。
「成長」を大事にしたいなら、ベンチャー企業のようなチャレンジしていける環境とか、自分の成長を考えた企業選びになると思います。

よく、お金を稼ぎたいから企業を選ぶときに給料を最初に見て、給料が高いところで探している人いますよね。
お金を稼ぐというのは、価値観ではなく、1つのモチベーションだと思います。
ですので、お金を稼いで、何をしたいか、何を手に入れたいか、を考えるとまた自分の中に潜んでいる価値観が見えてくると思います。

まとめ

今回は、私が実際に自己分析した時のやり方をお伝えしました。
こちらのやり方は、八木仁平さんの「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」を参考にしています。
この自己分析ができれば、会社選びはもちろん、面接や履歴書など自分をアピールするときの材料にもなると思います。
かなり、大まかなところをピックアップしましたが、書籍を買ってもらうともっと細かな手順が載っていて、より、深くまで掘り下げることができます。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。

参考文献

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方|八木仁平

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